心配の種は尽きず

 僕は大学卒業後、社会人になってからも、体重が大きく変化せず、20年ほどは65キロ前後で安定していました。特に運動をしていたとか、食事を節制していたのではありませんが、日々の通勤で適度に歩いていたり、週末はよく出歩いたりすることが効いているのかもしれませんし、昔から朝型人間で、夜は早めに寝て朝早く起きることで、睡眠中にうまく脂肪が燃焼できている、ということもあるかもしれません。とはいえ、4年前ぐらいから、年に1キロずつ増えていき、2019年9月の検診での測定は67キロで、医師からは、身長が高いので今は気にするほどではないが、体重の増加には注意と言われました。

 ただ、2019年の秋にメンタル面でダメージを受けた直後は、食欲が極端に低下し、体重が3キロほど落ちました。その後は食欲は回復しましたが、完全回復ではなく、アルコールを欲しない体になったこともあり、その体重が維持されていました。

 最近になって、体重がさらに低下し、61キロ台になり、体脂肪率も10を切るようになりました。体脂肪率が落ちる理由こそ、まったく思い当たらないのですが、体重が理由なく落ちるのは気になります。ただ、食欲減退や特定部位の身体の痛み、だるさなど、特に他に気になる症状はありません。

 僕の両親の一族はガンになった人がいないので、自分もガンの心配をしておらず、これまでがん検診なるものを一度も受けたことがなかったのですが、昨年末に何となく胃腸がムカムカすることから、今年のはじめになって、はじめて市のがん検診を申し込みました。やってみて、すぐに申し込めて結果が出るような簡単なものでないとわかりましたが、とにかく大腸がん検診だけは受けて、異常なしの通知をもらいました。胃がんも受けようとしましたが忙しくなり、胃腸の具合は医者に胃薬を処方してもらっておさまったので、そのまま放置していました。

 ただ、やはり体重の変化が気になるので、生まれて初めて、内視鏡検査なるものを受けてみようかと思います。

 こうやって自分の身体のことが心配になると、仕事中も気になるものです。身体のことが気にならないときは、仕事や家族のこと、お金のことなど、日々、いろんなことに悩んではいましたが、最優先されるのは、自分のいのちにより近いことなのだなと、あらためて知らされます。とはいえ、仕事や家庭といったところが非常事態となれば、漠とした自分の身体の不安はそっちのけで、対応せざるを得なくなります。とりあえず今は、そういう状況ではありませんので、今のうちに内視鏡検査の予約を入れて、今後に備えておきたいと思います。

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