酒をやめて2年近くになり、体の方はそちらに慣れてしまっている。このまま感染が落ち着くことは歓迎すべきと思うが、飲酒容認の雰囲気が強まるのは、個人的には嬉しくない。組織の体質は古いままで、一定以上の階段を上がるには飲めることが義務になっている状況は変わっていない。この2年間で猶予を与えられながら、抜本的に自分の生活環境を変えることのできなかったことは反省しつつ、ただ変革の方向性が今は見えていることを灯りとして、あきらめずに微差を重ねて実現していきたい。命はまだあるし、圧政に押しつぶされてもいないし、組織の義務と責任に完全に搦め取られるところまでは至っていない。逃げ出すのではなく、死んだふりするのでもなく、自己肯定感を持てる環境に感謝して、全力で自分の運命をあらまほしき方向に動かしていく、その思いを抱くだけでなく、加速させていくことを、10月のテーマとしたい。
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