デジタル庁発足

 今日からデジタル庁がスタートするが、それにより全てが即座に変わるということはないだろう。むしろ、ハリボテの箱に近く、そこにとりあえず官民から人が送り込まれている状態。情報の共有もそれほどできておらず、何か動いても空回りするだけだと思う。半年間でフォームをどこまで作れるか、実効性の高い組織になるには、属人的にネットワークを巡らし、そのハブの中心となって、どこよりも情報が集まる存在になり、その情報の厚みそのものが存在価値を高め、次第にデジタル化の中心になっていく、ある程度までは属人的に動くしかない。そんなにハイレベルな競争ではない。デジタル庁は待っているだけで情報が集まる監督官庁的な役所ではないので、半年や一年は、そこにただいるだけでは手に入るものは少ないはず。どこにいてもスタートラインは一緒で、半年ぐらいデジタル庁の動きを見て真似事をすることで、ある程度の熟度になり、行政デジタル人材になり得る。行政も教育もデジタルについては素養を持つ程度の人材の絶対数が足らない。ブルー・オーシャンが広がっていると確信し、その方向に自分を磨いていきたい。

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