小休止の成果

 コロナ感染拡大において、事実上、エッセンシャルワーカーである現在の職場は、さまざまな出来事に振り回され、平日が毎晩遅くて、一日顔を突き合わせているのは同僚だけという状況です。みなさんストレスを相当抱え込んでいるのですが、飲みにもいけないのがしんどいと、口々にこぼしていました。僕の場合、メンタルのダメージによりお酒を欲しなくなって一年半が経過しました。メンタルは相当程度良くなりましたが、飲みに行きたいとか、家飲みしたいとかいう気持ちはすっかり削ぎ落された感じです。ではストレスが感じられなくなったかと言えば、相応にストレスは感じていて、胃腸の変調につながったりする。でも気持ちが飲みに行く方向には行かない。頭の中で日々の人生の意味付けを整理し、それでストレスが細かく砕かれ、日々の自分なりのペースやフォームを乱さないことや、睡眠導入剤を服用して安定的に数時間は眠ることで、細かく砕かれたストレスは何段階かを経て消化されていく、何か急性に作用するものに頼らなくても、ストレスを肯定的に解釈できるようになっている、そういう自分の中の変化に気づきます。昨年に組織から中長期的に離れることについて、漠としたイメージを抱くようになり、ここに来てさらに具体化してます。これから10月までが一つの勝負で、平日にダラダラ残って仕事に振り回されている場合ではない、変化をより確実なものにするため、組織における未来への布石は最低限にして、外への布石を増やしておく。自分にできるかもしれない。断崖をのぼるためのとっかかりを見出したわけで、あとはリスクを承知で崖をのぼる覚悟と、周囲への説得ですね。今回こそ逃げないようにしたいと思います。

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