サクラの名所を歩く夢をみました。サクラ並木がどこまでも立ち並ぶ道路や川、さまざまな種類のサクラが咲き誇る公園。大きなサクラの木が華やぎを独り占めする光景もみえます。人々はデジカメやスマホを向けて、思い思いにサクラを撮影しています。
自分はそこまでの気力がわきません。疲れているというか、サクラを撮影してもそれは確実に思い出となり、来年になれば今年のサクラは確実に記憶の片隅に追いやられる。ではなぜにここまで、今年のサクラを愛でるかと言えば、そうせずにおれないという衝動があるから。その衝動の源は、自分自身も来年のサクラの時期、確実にそこにいるといえないという、意識の上での不死身とは別の、冷めた下の心がなせるわざなのでしょうか。
いずれにせよ、自分の今の心には、間近にみるサクラの花弁はまぶしすぎます。遠くから桜並木の桃色を一団の色として認識するぐらいが、丁度よいですね。
コメント