年始から働き方を考える

  今年は4日から仕事がスタートしています。僕の属する部門の業務は年末から一つのピークを迎えており、年末年始はある程度休めたものの、年初からフルスロットルであり、4日、5日と遅くまで仕事していました。働き方改革や残業の縮減みたいなものは、生産性の低さからの脱却とか、子育てしやすい環境づくり、メンタルヘルスの観点から、社会全体として進めていくべきことで、個々の企業についても社会的責任として目指すことが求められています。同時に、優秀な人材確保の観点からも必要なので、組織の方針として打ち出されてはいます。このため、個人レベルでそれを実践する人はいますし、上長は推奨していますが、部門全体で取り組むとなると、誰かに明らかにしわ寄せが来るので、そこは自分の果たすべき役割やタイトなスケジュールとの兼ね合いで、自己責任に近いかたちになっていて、そうなると結果的に多くの人はできていない、というのが現状のように思います。ボトルネックは何なのか、デジタル化を進めることで解消する面もあるのでしょうが、ただテレワークを導入するだけでは生産性は確実に低下するし、関係先も巻き込まないとかえって手戻りが多くなります。現状としては部門や個人によって働き方改革の取組に大きな差が出ていて、常ならぬ事態が生じることで、ようやくその差が埋められるいびつな状況にあるので、業務の標準化を図り、部門間で業務のシェアすることで、平時モードの業務量の平準化を図れないかなと思います。できる人に仕事は集まるのは自然な摂理なのですが、それが度が過ぎるとボトルネックになって全体が回らなくなるので、常に業務の分散を志向するのは組織としては必要なのだと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました