何となく最近感じていることの一つに、コロナが落ち着いたからすべて元通りに戻れるかといえば、僕の身体は戻ることができないということです。僕の身体はコロナの感染拡大する前、2019年の秋に変化したので、その後のコロナは自分にとっては良い隠れ蓑、飲食業界には申し訳ないが、公然と飲みに行かなくていいということは、言い訳をしなくていいということと同義だったので、家と職場の往復に専念できた。家と職場の往復はよくつまらない日常を例えるのに使うけれど、職場のウエイトが極端に高い場合に使われることであり、適度なバランスの中で、この2つを往復して、それぞれで生産性のある営みができているならば、この2つを往復するだけで生活が成り立つというのは、幸せなことだと思う。今の僕にとって酒は自発的に飲むよりも、他人への気遣いの一環で飲んでいるだけであり、飲まなくても成り立つ。もともと酒は人への気遣いで飲むものだったのかもしれないが、そういう生活をしてきていないので、自分の健康を損ねて金と時間を費やしてまで飲むようなものではないと思ってしまう。今さら戻れない以上、そこに頼ることのない強みを自らの資源に見出して、磨き、売り物にしていくしかないだろう。
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