1年要求、2年実行、3年成果と、最低でも3年かかる予算業務については、アリバイ作りのハリボテ業務と整理することが必要。公式に稼働している大規模な運用システムは、透明性を確保し合意を形成しながら取り組む必要があるので、システム改修については3年計画と心得て、次世代との共通認識を持てるような作業履歴を残しておく。BPRとの相乗効果でシステムをより良いモノに変革できるのが理想だが、現場との多大な調整が必要になるなら、標準的なシステムを導入することで、多少の現場の手順との乖離があってもやむを得ない。ネットワークの強化は不可欠。どれだけ増やす必要があるのか、今後のガバメントクラウドのトラフィックや、保存メールのローカルからサーバーへの集約などとあわせて早急に取り組む。ネットワークだけは二重、三重に必要な容量を確保する。年度間の増減に柔軟に対応できるよう、ハードに過度に依存した回線の増強は避けるべき。
こうしたことはある意味、表の仕事であり、裏にはそうした3年計画とは全然異なる、週単位、日単位での人と仕組みをつなぐ役回りを担っていきたい。地域DX推進担当室長とかCIO補佐官付といった肩書があれば、コンタクトはあると思われ、そうしたコンタクトにおいて、通り一遍の話ではなく、本音の話をできるようにして、オープンイノベーションのネットワークに入っていく。市町村、県内中小企業、そしてデジタル庁とのカウンターパートの関係を築き、質の高い情報を手に入れられる環境をつくり、情報のハブとして機能していく。自らもデジタル庁のレベル4人材となるべく、ITストラテジストの取得を目指す。半年や一年では無理だが、2年あれば一定の成果を挙げられると思っており、その後も人材育成やデジタル庁との関係深化を続ける中で、5年、10年と専門職として役割を果たし、後進へのロールモデルをつくっていきたい。
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