隘路

 現状の自分の立ち位置を考えると、今から未経験の領域に飛び込むのはリスクが高すぎる。備えはしたいが副業は難しい。一番、今の組織で成長分野で、かつ、つぶしの利くようなポジションに行くように仕向けるのが最善だ。ゼロベースの新天地で活躍できる人は、通常の経験とは別の能力によって飛び出せているわけであり、ロールモデルにはなり得ない。自分が志向しているのは、組織の経験を核にして雪だるまのように好循環を作り出し、それにより組織を超える力を得て、情報を集め、その情報を分析加工して付加価値を生み出し、さらに質の高い情報と交換する。そうした好循環の入り口にあるのであり、さまざまな引力が作用する乱気流の中で、何とか入り口に飛び込むべく、引き寄せ合う磁力を得ることに最大限、力を尽くしたい。隘路ではあるが、不可能ではない。確固たる決意を持ち、自ら望む道を進むことこそが最適と多くの人に思わせる。押しまくるだけではダメだし、あまりに力を抜いても入り口にうまく入らない。

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