ブラック職場を求めて

 この一年は、言ってみれば適度にストレスのかかる職場環境にあって、比較的穏やかな日々を過ごしてきました。少し人生のスパンを広げて、10年単位で区切ってみると、そうした穏やかな職場にあったという方が少なく、超過勤務が当たり前の職場にありながら、あまりそのこと自体に疑問を持たず、自分なりのペースで、乗り越えてきました。

 正直、今のようなペースで仕事を続けてもよかったのですが、ある人に対する恩義とか、自分なりの恩返しとかいう観点から、自ら求めてブラックな職場に戻ることになりました。夜10時過ぎには就寝する今の生活スタイルは、ブラックな職場では維持できるはずもなく、毎日、日課としている昼の休憩時間の昼寝も、おそらく確保できないと思います。そうなったときに、自分の体調にどのような変化が起こるのか、それとも何事も起こらないのか、わかりませんが、とにかく挑戦をしてみたいと思います。

 われながら、ブラック職場に志願して飛び込むのは、馬鹿だなあと思うのですが、これも持っている業のなせるところと言えるでしょうか。自分の体調は自分でしかわからないので、首を傾げつつ、まだ無理なんだなあと、自らあきらめる言動を繰り返して自己暗示にかけ、とりあえず主戦場から離脱する、そういう方法もあるのですが、逃げ癖がつくと常に後ろを向いて戦うことになりかねないので、逃げない、その結果、自分にとっての新たな道が開ける、そういう気持ちを持ちつつ、一日一日を大事に過ごしていきたいと思います。

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