よかった探し

 ある人から日記をつけることは良い習慣であると勧められ、2020年の10月から、毎日、日記を書くようにしていました。しかし、2021年2月からは、ブログを書くのに時間を使うようになり、そこで日々感じたことを書き連ねるようにしたことで、日記は途切れ途切れになっていました。

 あらためて、日記をつける意義を問い直すことにしましたが、まだ、湧き出るように書くことがあるほど、感性が研ぎ澄まされずに生活しているためか、日記に対して漠としたイメージを持つだけでは、この習慣は三日坊主になってしまいますので、幾人かの先達が、これも人生の良い習慣であると紹介している「よかった探し」をすることにしました。

 具体的には、その日(翌朝に日記をつける場合、前日)にあった出来事を振り返り、その中から自分にとって良かったことを3つ書くことです。当然ながら、僕の人生は、自然体で幸せだとか嬉しいとか思えることが、一日に3つあるほど、楽しみに満ちているわけではありませんが、その日に身の回りで起こった出来事は3つ以上はあるわけで、それらのうち3つを、自分の人生にとってプラスになったと捉えるよう、意味づけをするということになります。それは決して簡単ではありませんが、日々を漫然と生きて、周囲で起こった出来事に何の意味付けなく対処していると、自分の目指す、ありたい自分への積み上げがなかなかできませんので、そうやってプラスの意味づけをする習慣を身につけて、次の日はもっとよかったと思えることを増やすには、どのように振る舞えばよいのかを考えるくせをつけて、よかったと思えることを、増やしていきたいと思います。

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